
PERSON
社員が語る仕事とやりがい

想像を超える

日本コンベヤに入社した決め手はなんですか?
大学ではロボット研究部に所属し、A4サイズ程度の小型ロボットの制作をしていましたが、就職活動をしていく中で、どうせならもっと大きなスケールの製品に携わりたいという思いが強くなりました。合同企業説明会で日本コンベヤを知り、パンフレットを見て「面白そう」と感じました。発電所や製鉄所など、社会インフラを支える重要施設に製品を提供していることから、事業の安定性にも魅力を感じ、入社を決意しました。
入社後は、部署間のコミュニケーションが想像以上に重要であることに驚きました。図面だけでやり取りが完結すると思っていましたが、実際には全体工程や加工方法などを関係者と相談しながら図面を作成する必要があり、想像以上に大変でした。

現在の仕事内容とやりがいを感じる瞬間を教えてください。
設計は主に1人で担当します。現在、国内の銅製造工場内で使用する銅の原料を運ぶコンベヤ設備の新規設計をしています。1つの案件で複数のコンベヤを同時に設計する必要があり、標準タイプのほかに、ベルトを筒状に丸めて運搬する「パイプコンベヤ」なども手がけています。設計業務はオフィス作業だけでなく、実際に現場へ足を運び、実物を見ながら図面を手直しすることも多々あります。情報量が多く大変ですが、自分が設計した設備が設置・稼働する様子を見ると、大きな達成感を得られます。ベルトコンベヤはサイズが大きい一方で、安全かつ正確に動かすために、0.01mm単位の精密な設計が求められます。そうした細かい調整が必要な点も、この仕事の面白さだと感じています。

あなたが想う日本コンベヤで働く魅力を届けてください。
私の所属する設計部では、メンバー全員が日々学びながら業務に取り組んでおり、毎日新しい知識や視点を得られる環境です。扱う案件は何十億円規模になることもあり、個人では決して作れないような大きな機械を設計できることに魅力を感じています。また、コンベヤ設備はほとんどがオーダーメイドであり、地形やお客様の要望に応じて本当に実現できるかを検証しながら進めるため、特別感があります。山の中に設置する場合などは設計に入る前には現場視察が必要なこともあり、自分のアイデアと周囲の知識をうまく組み合わせながら、大規模なモノづくりを楽しめるのが醍醐味ですね。

今後、チャレンジしたいことはなんですか?
現在はベトナム事務所で詳細図の作図を担当していますが、今後はより迅速かつ正確に情報を伝えられるよう、技術力と英語力の向上を目指しています。英語が苦手なまま入社してしまったこともあり、これまでは図面にイラストを添えるなどして工夫し、コミュニケーションを図ってきました。最近はより複雑なコンベヤ案件を任されることも増えてきたため、今後の業務効率を高めるためにも、これらのスキルを強化していきたいと考えています。