トップベルトコンベヤ
日本における長距離コンベヤの歴史は、戦後電源開発(株)が佐久間ダムの建設工事に本格的機械設備を導入し、当社のベルトコンベヤが採用され650t/hの骨材を輸送したのが日本における長距離コンベヤのはじまりです。
長距離輸送設備としてのベルトコンベヤは、車両輸送に比べて
スチールコードベルトの発明により、またコンピュータを利用した張力分布解析計算によっての最適ドライブの配置が可能になり、飛躍的な長機長が実現され、単機長で14.1kmと記録を伸ばしています。
また最近の平面カーブ技術との融合で長距離カーブコンベヤの実績も多くなってきており、あらゆる客先ニーズに応えられる技術と実績を持っています。



RCC,CVC工法への対応 コンクリートの連続輸送
RCC(Roller Compacted Concrete)は、コンクリートダムの合理化施工法とし、セメントの量を少なくした超硬練りのコンクリートをブルドーザーで敷均し、振動ローラーで固める工法です。
大量打設が可能なことなどの利点があり、工期の短縮と工費の低減、工事の安全性を図ることができます。
近年中国三峡ダム、龍灘ダム、ベトナムセサンダムにおいて当社製トップベルトコンベヤを
納入し、龍灘ダムにおいてはコンクリート工事工期を従来計画より8ヶ月短縮しました。